PLATEPIA MOUNTING METHOD
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“Smallest but greatest performance”
PLATEPIAの取付はプラスドライバー1本で済むので、煩わしさを感じさせることはありません。またビンディングの角度も、直感で判るほどシンプルで、初めての方でも簡単です。
スノーボーディングに余計なものは足さない、しかし不要なものは徹底して除く、そして性能を引出します。
取付に必要なもの

プラスドライバーの「3」番が必要です。
ドライバー表記は+No3/+Ph3/#3など、「3」であることがが判るものであればほぼ大丈夫です。
スキー場に備えてあるドライバーには「3」以外に「2」が混ざっていることがあり、これを使用すると噛み合いが悪く、ネジが破損するおそれがあります(画像+No1/+No2参照)。
また、取付には安定した場所が必要で、タイルなどの硬い床の上で締めるか、または折り畳み式の固定台があると便利です。
ネジの締めかた

任意のネジを起点に、対角線上の順に締めます。
始めは位置合わせの目的で、4か所のネジを8割ほど締めていきます。ビンディングを持ちながら、ネジ穴の位置が均等になるように合わせます。
一般的なネジを締める力の加減は、上から下へ押さえる力が「7割」と回す力が「3割」くらいになるように行うのが良いとされています。
最後はしっかりとネジを完全に締めます。ビンディングを手で持ちながら、左右に動かないことを確認出来たら取付は完成です。
PLATEPIAを初めて使用したときは、ゲレンデでネジの増し締めを必ず行ってください。リフト1本滑り終えた後、ネジをさらに締めることで緩みを排除することが出来ます。
センタリング調整機能について【1】

ターン時に、ブーツのつま先先端部か、踵の後端部に雪面が触れることを一般的に「ドラグ」と言います。引っかかりや減速、エッジが雪面から抜けることで転倒することがあるため、頻繁に起こると問題視されます。
この場合には、ビンディングの「ヒールカップ調節機能」を使います。UNION・DRAKEは、ほぼ全モデルにこの機能があります。SALOMONは、ジュニア用ビンディングの「The Future」にこの機能があります。
なお、パウダー用などのウエスト幅の太い種類のスノーボードに乗っていればブーツははみ出にくく、ドラグはほぼ生じません。
センタリング調整機能について【2】

PLATEPIAは、4x4のセンター取付に絞ることでパワー伝達効率を最優先し、軽快な操作を実現させました。
一般的なセンターディスクは、「センター」から上下又は左右の方向に調整が出来る「センタリング調整」が備わっています。しかし、ディスク自体に偏った歪みが生じることがあります。
UNIONビンディング取付について

PLATEPIA1.0-U/1.1-Uは、ビスホールの間隔が4cmx4cmの正方形の4x4タイプでのみ取付が可能です。
PLATEPIA1.0-U/1.1-U対応状況
・REGULAR DISK 取付○
・UNIVERSAL DISK(v2) 取付X
・MINI DISK 取付X
21-22よりリニューアルした「FLITE PRO」と22-23「ULTRA」は新しい仕様「UNIVERSAL DISK」(Ultra専用ディスク)になっておりPLATEPIAの取付はできません。
「STRATA」「MILAN」などに採用される「MINI DISK」は2x4タイプの仕様のため取付はできません。
また2020年以降のモデルには、ビンディング本体のディスクホール内径が小さな個体があります。この場合には画像①②③の順に取付をしてください。
①クロックを真上から本体に押し込むようにはめ込みます
②チタンプレートを装着
③はめ込みを確認